「筆の里工房」に行ってきました

 

みなさんあけましておめでとうございます。

多山文具東広島店の中村です。

 

昨年の「今年の漢字」は大半の方が予想した通り「密」でしたね。

 

年末に発表される「今年の漢字」は平成7年(1995年)からはじまりました。

その年の世相を表す一文字として、財団法人日本漢字能力検定協会が全国から公募された漢字一文字から一番多かった漢字が起用され、清水寺の森清範貫主が毎年「漢字の日」である12月12日に運筆されます。

昨年の12月12日は土曜日だったため月曜日の14日に発表されました。

 

「今年の漢字」には「熊野筆」が毎年使用されています。

「熊野筆」は広島県の伝統工芸品であり、熊野町は東広島市と広島市に隣接した、愛知県の豊橋筆・奈良県の奈良筆・広島県呉市の川尻筆と並ぶ日本一の筆の産地として知られています。

 

ということで、今回は「熊野筆」の拠点でもある広島県安芸郡熊野町にある「筆の里工房」に行ってきました。

 

 

 

熊野筆には180年の歴史があり、奈良から筆や墨を仕入れて売っていた事から筆との結びつきが生まれました。

 

熊野町には数多くの筆メーカーがあり、その数はなんと31社!

 

(株)五大洲史芳堂筆舗(株)仿古堂(株)一宝堂(株)長栄堂(株)泰山堂博雲堂

広島筆産業(株)(株)久保田号(株)文宏堂(株)尚美堂安芸一松堂魁栄堂(有)神技堂

(株)広島清雅堂(有)橘宝盛堂文学堂製筆(株)(株)一休園(株)穂乃伊堂平尾文明堂

(有)泰盛堂(株)中村製作所(株)松月堂(株)久華産業(株)白鳳堂(有)竹田ブラシ製作所

(株)竹宝堂(株)丹精堂(有)瑞穂(株)晃祐堂熊野筆事業協同組合

 

県道34号線沿いにも何社か見かけることができます。

 

「筆の里工房」は県道から少し入った自然豊かな山の中にあります。

 

 

1階はショップになっており、上記の協賛メーカーの筆が数多く並べてあります。

試筆コーナーもあって、字が下手ながらも書き初めをしてみました。

 

中に入って一番に目についたのは化粧筆で、広島のお土産としても人気があります。

 

ミュージアムショップには筆以外のグッズもあります

片隅に見つけました!多山文具オリジナルの「広島弁のし袋」です。

 

地下は展示スペースとなっており、降りると「世界一の大筆」が迎えてくれます!

なんと長さは3.7mあり重さは約400kgで、穂先は馬の尻尾約200頭分を使用しているそうです。かなりの迫力です!

 

こんなものもありました。

・・・こ、怖いです(笑)

 

熊野町には1500人の職人の方がおられますが、中でも経験が12年以上あり筆作り名人として認められた「伝統工芸士」の方は18名いらっしゃいます。

 

こういった職人さんたちが様々な工程を積んで一本の筆が出来上がります。

 

館内では実際に職人の方が筆作りをしているところを見ることができます。

複数の職人さんがご自身の作業道具を持ち込んで、交代でお仕事をされているようです。

 

 

 

今回は「熊野筆」を紹介させていただきました。

 

熊野筆で書き初めに挑戦してみてはいかがでしょうか?

 

皆さんもどうかお身体に気をつけて、今年も元気に過ごせるようになるといいですね。

 

以上、多山文具東広島店 中村でした。

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