誰もが毎日使っているアレの話

日中も肌寒くなり、街はイルミネーションやクリスマスソングで溢れ、ようやく年末を実感できるようになりました。

 

こんにちは。多山文具東広島店の中村です。

今回は誰もが毎日必ず使っている「紙」の話をしたいと思います。

 

紙の種類も色々ありますが、最近では再生紙が良く使われていますね。

今のように再生紙が広まるまでは「紙」で良かったのですが、じゃあ再生紙じゃない紙ってなんて言うの? ちょっと疑問になりませんか?

普通紙と答えたいところですが、どうやら違うようです。

パルプ製紙・バージンパルプ紙・バージンペーパーなど色々呼び方はありますが、一般的には非再生紙と言われる事が多いようです。ちょっと主役を奪われたようで複雑な気持ちになりますね。

 

紙の歴史はエジプトのパピルスから始まり、パピルス(Papyrus)はPaperの語源と言われています。

しかしパピルスはパピルス草の茎を薄く切って叩いて潰した物を縦横に貼り合わせて作られていたので、今の紙の製法とは違うため紙の原型とは言い難いものがあります。

今の紙の原型となった物は中国が発祥で、麻の繊維を砕いて網で抄くという製法が世界に広がりました。

ちなみに「紙」という字も糸の目を潰して作るという象形文字から来ています。

 

 

ところで、紙の厚さを表す単位としてkgとg/㎡がありますが、それぞれ「連量」と「坪量」と呼ばれています。

「連量」とは「斤量」とも言い、一定のサイズの紙の1000枚あたりの重さを表します

一定のサイズとは例えば「四六判」(788mm×1091mm)や「菊判」(636mm×939mm)などがあります。

「坪量」とはg/㎡が表す通り、1㎡あたりの重さを示します。実際こちらの方が分かりやすいですね。

 

紙のサイズにはA4とかB5などがあります。それぞれA列、B列と言ってA4を2枚並べた大きさがA3、A3を2枚並べた大きさがA2と、数字が小さくなるほど紙の大きさは大きくなっています。

A列ならA0判を基本にしてその半分がA1、更に半分がA2となっており、実はそれぞれ縦と横の比率が全て1:√2なんです。これを白銀比と言い、黄金比(1:1.618)と同じく人の目に最も美しく見える比率と言われていて、この比率は日本の木造建築が発祥となっています。

 

どうやら日本人には黄金比よりも白銀比が馴染みやすいようで、ちなみにアンパンマン・ドラえもん・キティちゃんの顔も実はこの比率になっているそうですよ。

皆さんも白銀比の物を探したり、物作りの参考にしてみてはいかがでしょうか?

 

1:√2

1:1.141421356 ひとよひとよにひとみごろ「一夜一夜に人見頃」です。

 

以上多山文具東広島店の中村でした。

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