香川のお正月は餡もち雑煮で始まります

あけましておめでとうございます。
文具生活の隅田です。
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2017年もスタートし、はや1週間が経ちました。
皆様の1年の始まりは如何でしたでしょうか。
2017年の始まりは春先かと思わせる暖かい晴天の元日を迎えることができました。
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初詣は高松の四国八十八か所の八十五番札所の八栗寺にお詣りしました。ここは本堂と商売繁盛のご利益のある聖天堂の2つが有名で香川では金刀比羅宮、善通寺、郷照寺に次ぎ14万人が初詣で賑わう定番スポットです。私も家内安全と商売繁盛と無病息災を祈願しました。
当店では3日より今年の初売りでスタートし、多くのお客様にお越しいただき今年もいい年になるような予感を感じることができた1日でした。(早速ご利益賜りましたかな?)

さて、今年初のブログも地域情報をお知らせします。
そもそもお正月とはいつまでなのでしょうか?
本来は歳神様が宿る期間を松の内として、その期間をお正月と称しておりました。しかし一般的に地域によって様々で関東は七草粥の1月7日、関西はどんと焼きの1月15日までとしたそうです。私は鏡開きの1月11日にしめ飾りを片付け、その日までが我が家のお正月と教えられてきました。その日は縁起物・お供え物の鏡餅の縁起を頂くために、鏡餅をお雑煮として頂くことで「鏡開き」として呼ばれております。全国各地には古くから伝わるお雑煮を皆様は食べられたかと思いますが、最近メディアで各地のお雑煮を紹介されることを見る機会がありますね。香川のお雑煮もよく取り上げられ紹介されてます。
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香川の雑煮といえば「餡もち雑煮」です。
餡もち雑煮はいりこと白味噌仕立ての味噌汁に大根、金時人参、餡もちを入れた香川の郷土料理です。甘くて濃いイメージにとらわれがちですが、いざ食べると白味噌と餡もちの相性は良く、やみつきになるおいしさだと思いますよ。
起源は高松藩が讃岐三白(塩、砂糖、木綿)を奨励し、讃岐の特産品となったことで、農民が砂糖を手に入れることが難しい時に、せめて正月だけは自分たちが作った砂糖を食べるため餡を作り、その餡を餅でくるんだ餡もちを雑煮にしたことが始まりだと云われております。これを食べないと1年の始まりは感じられませんね。皆さんが食べる機会はなかなかないかと思われますが、甘味処では年中提供するところもありますので、是非どうぞ。
またさすが「うどん県」香川だけのことはある一品も登場しました。
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それは餡もち入りうどんです。さすがにこれは無理かなと思って食べてみると、この相性も抜群!まさに餡もちとうどんダシの新鮮な融合を感じられました。数あるうどんメニューの中で斬新なアイディアから生まれた逸品ですね。これは観音寺のかなくま餅・福田、高松の三徳などのうどん店で出会えます。香川にお越しの際は是非チャレンジしてみてください。

今年も当店では話題の文房具、こだわりの文房具をご準備して皆様のお越しをお待ちしております。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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