オエステ会とは

オエステ会 会長ごあいさつ

2020年1月より、オエステ会会長として、会の発展に尽力された松成雅治前会長(クラブン株式会社常務)からバトンを引き継ぎ、新しく会長に就任いたしました今本逸郎です。その責任の重さに身の引き締まる思いですが、前会長の思いを継ぎながら、新しい風を吹き込み、更なる会の飛躍を目指してまいります。

さて、昨年一年を振り返りますと、新天皇陛下の御即位、ラグビーワールドカップ日本大会、働き方改革関連法施行、消費増税など、例年に増して新しい出来事があった年ではなかったでしょうか。

さて、オエステ会は2009年1月に西日本の文房具専門店5社が、「西日本から文具の風を吹かせよう」と発足、現在では九州、中四国、関西の西日本を代表する専門店12社(59店舗)が加盟しています。

2019年は設立10周年を迎え、記念商品の発売、各社が企画・販売をするオリジナル商品を一同に集めて一ヶ月毎に各店舗を巡回する企画「オエステキャラバン」、ヨーロッパ視察ツアーなど、活発に会活動を行ってまいりました。

2020年は令和の新しい時代、12支のはじまりの子歳で、始まりに縁のある年であり、夏には56年ぶりに東京オリンピックが開催されます。

新たな始まりの年に、この10年間に培ってきた経験と団結力をもとに、「オエステ会」にしかできない独自性をますます発揮し、存在感を増していきたいと思います。お客様視点でのオリジナル商品の開発・販売、会員店の情報共有化、共有企画・イベントなど、ワンチームとして連携を図り、活発に会活動を行ってまいります。

これからの10年は今まで以上に大きな変化が起きるでしょう。IT化の進展による紙離れ、労働人口の減少、少子高齢化による社会構造の変化は、文具の市場にも大きな影響を及ぼします。

一企業の工夫や対応だけでは乗り切れない時代に、オエステ会の多様性と連携、融合が知恵の源泉となり、オエステ会のスピリッツ「チャレンジする心」「変化を楽しむ心」で、革新と進化に挑んでまいります。

先人たちが築いてきた歴史の重みを大切にしながら、これから歩む新たな道のりが輝かしいものとなるよう、努力を重ねてまいりますので、一層の御支援、御鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

【オエステ会会長、十字屋社長】 今本 逸郎