消しゴムから修正テープへ 消すことの変遷について

こんにちは、文具マイスターパピアの隅田です。

今回は筆記具ネタの延長の消すことの変遷に触れてみたいと思います。まず消しゴムの発明以前には鉛筆の普及に伴い、文字を消すために小麦パンを使用しておりました。1770年に天然ゴムで鉛筆の字が消せる発見により、消しゴムが発売されるようになりました。19世紀の日本では外国文化の影響で墨から鉛筆にシフトしましたが、当時は国産品はなく、外国製品に頼っていました。
大正時代に国産メーカーが誕生し、国内生産がはじまり、昭和30年に日本で現在のプラスチック消しゴムが開発されました。
続いての消すことの進化により修正液が生まれました。1950年頃テキサス銀行の頭取秘書だったベティ・ネスミスがタイプライタの打ち間違えを打ち直すのではなく、打ち間違えた個所のみするためテンペラ画用のラテックス顔料を使用したことが始まりで
後のリキッドペーパーとしてアメリカで販売されるようになりました。当時はボトルに刷毛のついた容器型でしたが、今日では修正ペンとした細かな修正が可能となり、また凝固して使えない問題も解消されました。
しかし修正液は消し跡が凸凹になり上から文字が書きにくいや、乾くまで時間がかかる、未使用の修正液が凝固して使えなくなるなどの様々な問題点がありました。またパソコンの普及でペーパーベースでの修正が減り、修正に紙テープが使用されるようになりました。そこで1989年シードが世界初の修正テープを発明し、現在に至るようになりました。

今日の修正テープ市場は14社が商品供給しておりますが、プラス、トンボ鉛筆の2社のシェア率が商品SKUをみても高いことがうかがえます。
プラス社 詰替交換タイプ 8アイテム、使い切りタイプ 5アイテム
テープ幅 2.5mm,4mm,5mm,6mmの4アイテム
テープ長さ 6~7m 7アイテム 10~12m 4アイテム 15~20m 2アイテム

トンボ鉛筆社 詰替交換タイプ 7アイテム、使い切りタイプ 7アイテム
テープ幅 2.5mm,4.2mm,5mm,6mm,8.4mmの5アイテム
テープ長さ 4~8m 7アイテム 10~12m 6アイテム 16m 1アイテム

詰替交換タイプ トンボ鉛筆 モノYX

使い切りタイプ プラス ホワイパープチ(ペンケースに収まるコンパクト設計)

透かし見防止  プラス 裏から見えない修正テープ
修正テープには筆記具と同じ感覚で握れるタテ引きと手の中で安定して握れ、横書き文章に向くヨコ引きがあります。最近の商品のキーワードは軽く消せる、持ち心地にこだわりよりフィット感を高める、リバースモードによる文字だけピタ消し、テープの長さの大容量化などが進められ進化してまいりました。これからもメーカーはより良きものの開発を目指しております。皆様もお客様のタイプにあったテープをお選び下さい。

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