測量野帳の巻 第一弾
こんにちは、ナガサワ文具センターの浜口です。
本日は、測量野帳について詳しく調べてみた事を報告させて頂きます。
測量野帳。その名の通り測量をする測量士の為に1959年にコクヨから発売されたロングセラー商品です。
「LEVEL BOOK」「TRANSIT BOOK」「SKETCH BOOK」と罫線が3種類あります。
野外でも片手で筆記しやすく耐久性のある硬い表紙と作業員のポケットに入るサイズになっています。
3種類の罫線について調べてみました。
「LEVEL BOOK」高さを測る水準器を使う測量に適しています。6mmヨコ罫に20mm間隔の朱色タテ罫
「TRANSIT BOOK」角度を計測する測量に適しています。右ページは7mmヨコ罫に2.75mmのタテ罫
「SKETCH BOOK」図面を書いたりメモ帳などに幅広く活用されています。3mm方眼罫
コクヨ 測量野帳 WEBサイト
測量野帳をこよなく愛する人をヤチョラーを呼ばれるそうです。
ヤチョラーが野帳使い、ヤチョリストが愛好家。ヤチョリアンは伝道者です。
伝道師までいるとは、恐れいりました。お客様の商品への思い入れの強さに本当に脱帽です。
4名のヤチョラーのインタビュー
春の行楽シーズンには、六甲山に行ってスケッチをしたい気分になりました。次回は、六甲山から測量野帳を報告いたします。
一般文具から画材まで取り扱う三宮本店のほか、万年筆やオリジナル品を中心とするNAGASAWA各店、学童用品が揃う地域密着型の店舗など、明治15(1882)年の創業以来、文房具専門店として神戸を中心に特徴ある店舗展開をしています。
近年ではオリジナル文房具の製作も行っており、神戸の風景を色で表現した万年筆インク【KobeINK物語】をはじめ、万年筆や神戸モチーフの雑貨なども数多くご提案しています。
(2021年2月時点 全7店舗)