STAEDTLER本社・工場視察
こんにちは、クロスランドの今本です。
本日は10月6日より10月14日までオエステ会で行われたドイツ ステッドラー社の視察についてお話したいと思います。
我がオエステ会は10周年の記念事業として、「ドイツ ステッドラー社本社、工場視察」の旅を企画してオエステ会メンバー8社総勢13名で ヨーロッパ視察ツアーを行なってまいりました。
ドイツのステッドラー社は1662に鉛筆を発明して以来300年以上続く 老舗文具メーカーで主に筆記具を作られております。日本人でも認知度の高いメーカー様です。
今回は3日間で 工場や本社、本社物流倉庫などを見学させていただきました。
まずステッドラー社の本社があるニュルンベルグはドイツのやや南に位置する、人口51万の中核の町で、田園風景の中にヨーロッパの伝統が香る治安の良い住みやすそうな町でした。
町の中心的な存在としても「ステッドラー社」があり、その本社で働かれる従業員約1000名も会社に誇りを持たれてる様子が感じられました。
ニュルンべルグの町の中心、スーパーブランドが立ち並ぶショップ街のど真ん中にステッドラー社の直営店が存在し、この地での存在感の大きさが伝わってきます。
ステッドラー社といえばおなじみの青い軸の鉛筆『ルモグラフ』
(工場入り口に飾られた鉛筆で作られたアート作品)
視察中 工場、本社の写真撮影はNGなので私の言葉でしかお伝えできませんが、鉛筆の芯の製造から、平らな松の木で張り合わせ、カットまた着色から箱詰め、出荷までの工程がオートメーション化されており、伝統の技法に近代の効率化を組み合わされた素晴らしい工場です。
鉛筆以外にも、消しゴム、カラーの粘土FIMOや最近リニューアルを行い力を入れているカラーペンの製造工場の見学を行ないました。
ドイツの全ての自動車メーカーの開発模型にステッドラー社の粘土が使われているそうです。
ドイツの地でステッドラー様が日本メーカー同様 鉛筆1本1本 消しゴム1個1個 大切にこだわりを持って作られている事を感じ、メンバー一同 日本での販売に際し製造者の思いをよりお客様に正しく伝えていくことを決意しました。
またニュルンベルグで行われた展示会insightxへも足を運び見聞を広めました。
また、その後パリにも足を運び多くの文具店やデパートの視察を行ないました。パリの小さな文具店でオエステ会員 文具店TAGさんの京の音インクが販売されていることを知り、世界を身近に感じました。
今回の視察を通じ改めて 文房具へのこだわりと文房具が人に与える喜びを感じた旅となりました。
「西の京」山口を中心に、ステーショナリー雑貨とデザイン文具のセレクトショップ「CrossLand」(825㎡の売り場に5万アイテムの品揃え*山口店の例です。)や「CrossLandMarket」を5店舗運営しています。1946年創業で、”GOOD STATIONERY”にこだわった品揃えをぜひご覧ください。