オエステ会オリジナル・プレラ万年筆に込めた思い

はじめまして、大阪のデルタの前田です。
お盆も過ぎましたが、大阪はまだまだ暑い毎日が続きます。そんな中でもツクツクボウシの鳴き声を聞くと、少しずつ夏の終わりを感じますね。

さて、早いものでオエステ会のホームページが開設されて、オエステ会ブログの投稿もこの投稿で9つ目となりました。今回はオエステ会オリジナル・プレラ万年筆について少し書かせていただきます。

「オエステ会オリジナル・プレラ万年筆」
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プレラ万年筆の紹介ページにもあるように、パイロット社のプレラ万年筆をベースに、ボディ全体を同じ樹脂色で包み込んだオエステ会のオリジナル商品です。一昨年始まったオリジナル・プレラ万年筆のプロジェクトは、第一弾は黄色の透明軸の「カナリア・イエロー」、昨年の第二弾はピンク軸の「フラミンゴ・ピンク」、そして今年の4月に発売をした第三弾ブルー軸の「カワセミ・ブルー」で現在、3本のオリジナル・プレラ万年筆がリリースされました。鳥の名前がついていることは、ネーミングを考えている際に、シリーズ化をしていきたいということを念頭におき、身近に感じることのできる鳥と色との掛け合わせをしようということで決まりました。大変ご好評いただいておりますことと、生産本数限定の商品のため、既に完売となってしまっている商品もあります。

オエステ会のものづくりの中で大切にしていることのひとつに、文房具を楽しんで頂きたいという思いがございます。文房具は本来、その機能はいたってシンプルで、人の人生の中でもっとも長く、そして身近にある道具です。

万年筆というと実は少し使うことを躊躇される方もいらっしゃいます。しかしながらボールペンやシャープペンなどの日常生活の中で当たり前のように手軽に使って頂きたい。万年筆を使うことへの敷居を少しでも低くしたい。そして使って頂く中で、新しい楽しみを見つけて頂きたい。そのような思いを込めて作らせていただいています。

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いろいろなことが簡略化されたり、スピードが求められたり、デジタル化が進む時代にひと手間、ふた手間を楽しむ。その時間が人の思考を膨らませる。膨らんだ思考はその人の考えや思いをさらに暖かくて深みのあるものにしてゆく。万年筆はそんな思考の時間をサポートする素晴らしい道具のひとつだと思います。

プレラ万年筆にはコンバーターが付属しています。コンバーターを使うことで色々な色のインクを楽しむことができます。その時の気分や、四季折々の色のインクを紙に落として、さらに表現を膨らませることができます。電子メールやSNSなどのデジタルツールでは決して表現できない、暖かい思いを表現することの出来ることが万年筆の魅力であると思います。

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さて、プレラ万年筆のファンの皆様は次の色についてすごく興味深々だと思います。既に企画は始動しており、メーカーのパイロット社さんとの打ち合わせ、調整も進んでいます。次回の色も非常に綺麗な仕上がりになると思います。少しずつではありますが生産量も増やすことが出来ていますので、次回はより多くの方々のお手元にオエステ会オリジナル・プレラ万年筆をお届け出来るかと思います。発売時期や詳細はまだお伝えすることが出来ませんが、是非お楽しみに!

「彩のある生活を!」

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文房具を通してお届けしたい。オエステ会の思いです。
(^-^)

文責:ギフショナリー・デルタ/前田
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