レイメイ社ダヴィンチの4月始まりのシステム手帳リフィルは存在するのか?

レイメイ社ダヴィンチの4月始まりのシステム手帳リフィルは存在するのか?
答えは『ノー』です。

その理由は?

この時期になると「ダヴィンチ4月始まりのシステム手帳リフィルっていつ入るんですか」って?質問を良く承ります。
そこで「4月始まりって無いんですよ」ってお答えすると、驚きの表情がかえってきます。
「なぜ?今、4月始まりを使ってますよ。」とお持ちの3月のページ見せながら納得いかない様子。
このような光景が毎年よくおきているのです。

そもそもレイメイ社のダヴィンチのリフィルは2018年12月~2020年3月の16ヶ月間のページで販売しており、
他メーカーで言う1月始まりと4月始まりの両方の期間を併せ持った形になっています。

8月中旬ごろメーカーから翌年1月始まり(正確には12月が一部ついています)のリフィルが出荷され、店頭に並びます。
店頭に並んだ後、徐々に年末に向けてお客様がご購入されます。
年末年始には販売のピークがやってきます。(この段階でメーカーでは、完売を起こしているリフィールも少なくないのです。)
ピークを越えてひと段落した1月下旬になるとメーカーから販売店に4月始まり対応シールが送付され、
販売店は1冊ずつ4月始まり対応シールを貼っていきます。
これでダビンチ4月始まりリフィルの完成です。

1月を4月始まりにチェンジさせることでメーカーは両方を発売しなくても良い事となっています?
コストダウン?
翌年3月まで付いている事で、4月頃買われるお客様にもあと1年分あるという安心感を与える事が出来ます。
(もし12月で終わっていたならば損をした気分になります。)

継続して使っている人にとっては結局、全体の四分の一である『12月~3月』までの4か月分のページを毎年捨てなければなりません。

このような無駄なページはシステム手帳のリフィルだけではありません。
多くの日付入り綴じ手帳も最近は9月始まりとか10月始まりとか12月始まりとか表示があるのですが、
結局のところ、1年間に加えて2.3ヶ月前倒して使用できる事を意味しており、
少しでも早く販売したいメーカーの思惑に消費者が翻弄されているような気すらします。

しかし、継続して同じ手帳を使われる方にとっては、4ヶ月の重複ページは邪魔でしかありません。
絶対に書くことが無い空白のページは1年間鞄の中で重くのしかかります。
本来手帳は持ち歩きの道具。
トモエリバーなどの薄くて軽い紙を使いながら、重複ページを持っている事は理解不能です。

このような重複ページがいるのかどうか?
業界全体で考えていかなければいけないところです。

レイメイ社システム手帳を3月まで使用して4月始まりを購入しようとした場合、4月始まりシールを
貼られた1月始まりリフィルを購入する事になります。
ただし、4月始まりが改めて生産されているわけではないので、遅くなると売り切れていることもあります。
レイメイシステム手帳リフィルは早めの購入をお勧めいたします。

レイメイ社以外のシステム手帳リフィル始まり月情報。

日本能率協会BINDEX1月始まり 2019年1月~12月
4月始まり 2019年4月~2020年3月

KNOX 1月始まり  2019年1月~3月
4月始まり 発売なし

ashford 1月始まり 2018年11月~3月
4月始まり  発売なし(シール対応)

ファイロファックス 1月始まり 2019年1月~12月
4月始まり 発売なし

プロッター 1月始まり  2019年1月~3月
4月始まり  発売なし

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