オエステ会オリジナル商品のご当地柄はどうやって選ばれているのか?【愛媛】
「ご当地柄を選ぶのに何故あっさりアノ柄を選んだのだろう?」
と、自分で選んでおきながら、ふと疑問が湧いた四国トラステックの鴨田です。皆さんこんにちは。
オエステ会ではそえぶみ箋やマスキングテープなどご当地柄の商品が作られています。
その柄を何にするのかを商品開発の過程で各加盟店それぞれが決めています。
もちろん私のところ(愛媛)でも柄を決めたのですが、さも当然のように「みかん」「タルト」とあっさり決まってしまったわけです。
そう、愛媛といえばみかん…
それはもう全国の方にとってもそういうイメージかもしれません。
そして、タルト…みかんほど全国区かは分かりませんが、愛媛や四国ではもはや常識。
さて今回は、あっさりその柄を選んでしまうほどに、愛媛県では「みかん推し」「タルト推し」なのかを探りに出かけてまいりました。
松山市のランドマーク松山城を探索
松山城は松山市の中心部標高132mの城山山頂に本丸を構える平山城です。
落雷による消失で完成当時の姿を見ることはできませんが、江戸時代に再建された天守を今も見ることができます。
天気が良かったのでリフトでぐんぐん登ります。
そして松山城
ア~ンド
よしあきくん。
(初代藩主 加藤嘉明をモチーフにしたマスコットキャラクター。)
さらに本丸目指して登って行くと素晴らしい眺めに出会うことができます。
さて、この松山城、タルトとは深い関係があるのです。
というのも、後の松山藩主 松平定行がタルトの生みの親と言われているからです。
定行が長崎探題職を遂行中、ポルトガル船より伝わった南蛮菓子の味に感動し、その製法を松山に持ち帰ったのだそう。
その菓子はカステラにジャムが巻かれたもので、中身をジャムではなく餡に変えたのは定行オリジナルだったと考えられています。
(もしかすると長崎の石丸文行堂さんとの御縁だったりするかもしれませんね…!)
そういえば!愛媛のタルトってカステラ生地なんですよね。
明治以降、松山の菓子司に技術が伝わり愛媛の銘菓になりました。
今回は一六本舗さんのものを購入しました!
※この後タルトは皆で美味しくいただきました。
郷土愛から生まれた?隠れた人気者「タルト人」
タルトをモチーフにしたキャラクターも登場しました。
ちょっとシュールな見た目の「タルト人」です。
愛媛県在住のデザイナーさんがデザインしたもので、じわじわと人気を博しステッカーやボールペンなどキャラクターグッズも制作されています。
というわけで、タルト人のおみくじを見つけたので引いてみました!
…内容がツッコミどころ満載ですが気になる方はぜひ引いてみてください!
(私は石鎚山SAで見つけました。)
さらにこんなものも…
いったい自分の体内に何が補給されたのかが少々気になりますが、元気になったハズ!
しかもちゃんと愛媛県で生産されていました。
愛媛県都市伝説!みかんジュースが出る蛇口のウワサとは…!
全国でまことしやかに囁かれる都市伝説のひとつに
「愛媛県は蛇口からみかんジュースが出る」
というものがあります。
では、皆さんにお見せしたいのは以下の動画。
おわかりいただけただろうか?これが伝説のみかんジュースの出る蛇口である。
本当にこんなものが存在するのか…
信じるか信じないかはあなた次第です。
…とまあ、実際はコレです。
えひめ愛顔の観光物産館で見つけました!
松山空港などにもみかんジュースの出る蛇口があるようですよ。
実際各ご家庭の蛇口からみかんジュース出てきたら、愛媛県の水道行政がどうなっているのか気になって仕方がないですよね。
愛媛県公式!人気ゆるキャラ「みきゃん」
2015年ゆるキャラグランプリで惜しくも2位!
その後大人気であちこちのイベント等に引っ張りだこのゆるキャラです。
やっぱりみかんのモチーフは外せないですね!
みかんジュースの蛇口もそういえばみきゃん…
物産館にもみきゃんグッズが所狭しと並べられていましたよ。
愛媛県はみかんをはじめ柑橘類の品目数、収穫量が日本一なのです!
となるとみかんが愛媛代表みたいになるのは必然ですね。
こういったわけで、「みかん」と「タルト」は愛媛を代表するアイテムとして、私も「愛媛ご当地といえばコレ」となったわけですね。
各加盟店ごとにいろんなモチーフがあります。
詳しくは商品一覧を見てくださいね!

「いで湯と城と文学のまち」愛媛県松山市を中心に、高知県を合わせ3店舗展開する文房具専門店です。生まれてからおじいちゃん・おばあちゃんになるまで、地域のみなさまの人生と生活と共に歩むお店でありたいという願いを「文具生活」の名に込めました。「文房具を探している、相談したい、語りたい…」など、文房具のことならぜひ当店にお気軽にお声がけください!