昔話みたいなお祭りと旅する蝶

こんにちは、クロスランド水津です。

今回は私の住む町山口県下松市の変わった祭のお話。
ここには奇祭と呼ばれる「きつねの嫁入り」という祭があります。

きつねの嫁入りと聞けば、天気雨のことを想像される方も多いかと思いますが、ここ下松の花岡福徳稲荷社では
昭和25年から毎年11月に行われる大きな祭りなのです。
婚礼衣装を着た白きつねの新郎新婦が人力車に乗りお供の子きつねや踊り手など、総勢500人ほどを
引き連れて旧山陽道をパレードします。

まるで昔話の世界がそのまま飛び出してきたかのようですよね。
この嫁入りを見るため、沿道には大勢の観客が集まります。

元々は秋の実りを感謝する祭。
白きつねの夫婦が住職の夢枕に立ち願い事をしたという不思議な話から伝わったと言われています。

白きつねの役の2人は毎年誰なのか秘密なんだそう!更に神秘的な雰囲気を醸し出してくれてますよね
今年は11月3日に開催されますので、ぜひお越しください。

そしてもう一つ、「旅する蝶」という名で有名な「アサギマダラ」が下松市の公園へ飛来したというニュースが!

蝶といえば春のイメージですが、アサギマダラは季節風に乗り旅する蝶で、好物の「フジバカマ」という花を見つけては羽を休める習性があります。
その好物がここ下松にあるのでふらっと寄ってくれるのです。

当店のスタッフさんも蝶がやってきてくれることを願って庭に好物のフジバカマを植えたそうなのですが、 見事に飛んできてくれたそうです!

キレイな色の蝶ですよね(#^.^#)
どこかしらに咲いてるわけでもないのに飛んでくるってすごい!!
約3ヶ月で2500キロも移動する蝶もいるんだとか、まさに旅する蝶。
私もフジバカマ植えてみようかな(^_^)

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