オリジナルポストカード開発(後編)

こんにちは。
クロスランドの松本です。

今年の5月のブログ「オリジナルポストカード開発(前編)」にて、山口県のオリジナルポストカードを作成している旨のお話をさせて頂きました。
ついに沖野愛さんより原画が仕上がり送られてきました。
もちろん、期待以上の出来栄えに当社一同感動いたしました。
私は、何も語りませんので、始めに頂いたラフスケッチと完成画とをじっくりご覧ください。


【錦帯橋】

錦帯橋は、山口県の東部岩国市に位置し、岩国城と城下町をつなぐ橋です。日本三名橋や日本三大奇橋に数えられており、名勝に指定されています。5連のアーチからなるこの橋は、全長193.3メートル、幅員5.0メートルで、主要構造部は継手や仕口といった組木の技術によって釘は1本も使わずに造られています。
石積の橋脚に5連の太鼓橋がアーチ状に組まれた構造で、世界的に見ても珍しい木造アーチ橋として知られ、山口県の最重要観光拠点となっています


【SLやまぐち号】

SL山口号は新山口から島根県津和野駅まで約63キロ(新山口駅 – 湯田温泉駅 – 山口駅 – (仁保駅) – 篠目駅 – 長門峡駅 – (地福駅) – 鍋倉駅 – 徳佐駅 – 津和野駅)を西日本旅客鉄道(JR西日本)行している臨時快速列車です。
SL1両+客車5両の編成で3月中旬から11月下旬までの週末(土曜・日曜・祝日)および夏休み・ゴールデンウイークなどの繁忙期に1日1往復が運転されています。
実際に運行しているSLは2種類で「貴婦人」の愛称で親しまれる「C571」と「デゴイチ」の愛称で知られるD51です。期間によって運転するSLが変わります。普段はSL1台が客車5台を牽引していますが、2台のSLを連結して運転する「重連運転」が行われる日もあります。

【瑠璃光寺五重塔】

国宝『瑠璃光寺五重塔』は山口県の中央部山口市に位置し、大内文化の最高傑作といわれています。室町時代、嘉吉2年(1442年)頃の建立で、屋外にある五重塔としては日本で10番目に古く、京都の醍醐寺・奈良の法隆寺のものとならび日本三名塔の一つに数えられることもあります。
夜間は年間を通して日没後ライトアップされており、周囲に咲く季節の花々とともに五重塔が美しく浮かび上がります。

【周南コンビナート工場夜景】

山口県の東部に位置する周南市。その中心徳山駅南側全域が石油コンビナートとなっており、山陽新幹線に乗っていると、突然コンビナート群が迫ってきます。
その迫力と異世界感はまさに宇宙ステーションといえます。その美しさゆえに最近は、工場夜景クルージングやバスツアーも増えており、市内のとあるホテルでは「部屋から工場夜景が見える」というプランもあるようです。
工場夜景のためだけに、遠方からでも足を運ぶ価値は十分あります。

今回は、この沖野愛さん書下ろしの4枚の絵をポストカード(150円)として来月から弊社のみで発売させて頂く事となりました。
このポストカードと通じ山口県に少しでおご興味を持っていただければ幸せです。
またせっかくの絵ですから、販売状況によっては ほかの商品にも使用できないか検討中です。

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