日本三大名園でないのが残念な高松の名勝栗林公園

こんにちは、文具マイスターPapierの隅田です。
今回は久々のご当地ネタの紹介です。今回のお勧めは国の特別名勝の回遊式大名庭園の栗林公園をご紹介いたします。

北門入口

栗林公園平庭部の広さ約16.2ha,背景となる紫雲山を含めた面積は約75haで文化財としての庭園では日本最大の大きさです。日本三大名園は水戸の偕楽園、金沢の兼六園、岡山の後楽園が有名ですが、明治時代には「木や石に風雅な趣がある」と記され紹介されました。またミシュラン観光ガイドでは「わざわざ訪れる価値のある場所」として三ツ星に選ばれ、日本の名園とされてまいりました。
始まりは17世紀初めに生駒家の家臣の居宅の作庭が始まりとされ、後の藩主松平家により引き継がれ改修され今に至っております。6つの池と13の築山を有し、また園内には1400本の松があります。
鑑賞ポイントは栗林公園を代表する景観の飛来峰で一番のビューポイントです。紫雲山を背景に南湖に掛かるえん月橋の景色はインスタ映え間違いありません。

広大な池には吹上からの美しい湧水がそそぎ、その池には数多くの錦鯉が生息し(なまず、すっぽんなども見ることができますよ)池に彩りを添えております。多くの観光客は池の鯉に餌やり(麩1本80円、2本150円)を楽しむこともできます。

また南湖には周遊和船「千秋丸」「迎春丸」の2隻があり約30分かけて殿様気分を味わうこともできます。

1899年に建てられた観光奨励館では香川県の文化、芸術、産業の発信地として、またカフェが併設され県産食材を使ったイタリアンなども堪能できます。

近年、外国人観光客の増加により、従来まで「Ritsurin Park」と表しておりましたが「Ritsurin Garden」と表記を変更しました。また一部からは「栗林園」にしてはとの声も上がっております。
高松にお越しの際は、ミシュランの評価をいただいた栗林公園に是非お越しいただき高松にある侘び、寂を堪能してください。

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