地味ですが私たちの生活に深くかかわっております

こんにちは、文具マイスターパピアの隅田です。今回のこだわりの文具はゴムバンドです。
私たちの生活の中でゴム素材は欠かすことのできないものです。自動車のタイヤ、チューイングガム、風船
絶縁体としてのゴム、ウェットスーツ、建築物の免震素材、そして文房具。文房具のゴム素材を探ると、消しゴム
ゴム印、指サック、捺印マット、そしてゴムバンドなどがあります。

ゴムバンドの果たす役割も幅広く、まず紙を束ねること、髪留め、素朴なおもちゃの推進力として、ゴム鉄砲などがあります。ここでゴムバンドの歴史を紐解いてみたいと思います。まずゴムは3000年前に南アメリカでゴムの木(パラゴムノキ)からでる樹液を抽出しアサガオの蔓からの駅を混ぜて今のゴムの原型に加工したとされています。16世紀になるとスペインの探検家によって南アメリカから世界に広められました。米国人グッドイヤー(タイヤのGOODYEARとは関係のない方だそうです)はゴムの塊に硫黄が加わることでゴムの特徴である弾力性がつく加硫という現象を偶然にも発見しました。続いて英国人ハンコックがゴムの加工機械を開発し、世界中広くゴムが広まり需要が拡大してまいりました。
そんな中ゴムバンドは自転車のチューブを輪切りにして起源とされております。当時は今ほどの弾力、耐久性はなく暑い日は柔らかく、寒い日は硬くなるなどまだ実用性はなかったみたいですね。輪ゴムは19世紀に発明されましたが一般家庭には浸透しておりませんでした。20世紀にはいりたまたまお手製の輪ゴムを新聞の束ねに利用したところ、その手軽さ、便利さに気づき徐々に家庭に浸透していったそうです。
オーバンドで聞き覚えあると思いますがゴムバンドの製造の共和では、今も自然素材の天然ゴムに硫黄を加える加硫からゴムバンドを製造しております。工程は共和ホームページによれば、計量、粗練り、異物取り除き、混錬、押し出し成形、加熱、切断、洗浄、仕上げの順に進められます。


天然ゴムではなくシリコンゴムでできた「凛としたバンド」熱に強く劣化しにくいこれからのゴムバンド

先日マツコの知らない世界に共和の社長さんが出演されゴムバンドの魅力について紹介されていました。

洒落た缶(カモフラ缶、ゴールド缶、オーバンド缶)に入ったオーバンド、束ねバンド、アニマルラバーバンド、くもの糸(マスク用の極細輪ゴム)などを熱く語られ最後に世界最大の輪ゴムを紹介しました。
ゴムバンドは私たちの生活に密着し欠かせない地味なものですが、「たかがゴムバンド、されどゴムバンド」ですね。
みなさまもこれからのゴムバンドの進化にご期待下さい!。

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