鉛筆のお話

新元号に変わって1ヶ月たちますが、すっかり「令和」にも馴染んで、「平成」と聞くだけで一昔前に感じられるようになったのは自分だけでしょうか?

こんにちは。多山文具東広島店の中村です。

今回は皆様にとって馴染み深い鉛筆のお話しをしたいと思います。

 

鉛筆と聞いて真っ先に思い描くのは「三菱鉛筆」ではないでしょうか?

 

三菱鉛筆は1887年(明治20年)眞崎仁六が「眞崎鉛筆製造所」として創業し、1903年に逓信省(ていしんしょう)(現在の総務省)へ初めての国産鉛筆として3種の鉛筆を納入した事を由来に1952年には社名を三菱鉛筆株式会社と改めました。

鉛筆は「9800番」「9000番」「ユニ」と発売されて、1966年(昭和40年)には最高級鉛筆「ハイユニ」が発売されました。

2008年には「ユニ」発売50周年を迎えたのを記念して「ハイユニ」を22硬度(10B~10H)で展開しました。これによって「ハイユニ」は鉛筆の硬度数で世界一となりました。

そんな三菱鉛筆ですが、鉛筆と言えばやはりオエステ会でも記憶に新しいアバンギャルドライト「日本の伝統色シリーズ」でお馴染みのステッドラーを忘れてはいけません。

 

ステッドラーは1662年フリードリッヒ.ステッドラーが世界最古の鉛筆製造業者であり、その孫のヨハン.セバスチャン.ステッドラーが会社を設立しました。

ステッドラーのマークはギリシャ神話の

軍人マルスをイメージ化したものです

マルス ルモグラフ製図用高級鉛筆

元々16硬度(8B,7B,6B,5B,4B,3B,3B,B,HB,F,H,2H,3H,4H,5H,6H)でしたが、2017年5月新たに9B,7H,8H,9Hを加えて20硬度になりました。

さらに今年5月には12B,11B,10B,10Hを追加して、遂に三菱鉛筆を抜いて世界一の24硬度となりました。

マルス ルモグラフには他にもさらに黒さを追及した「マルス ルモグラフブラック描画用高級鉛筆」と水に溶ける鉛筆「マルス ルモグラフ アクェレル水彩鉛筆」があります。

それぞれの鉛筆で実際に描いてみました。(全て同じ4Bを使用しました)

ルモグラフ   ルモグラフブラック   ルモグラフアクェレル

ルモグラフブラックはルモグラフよりも光沢を抑えて、より黒さが際立っているのがわかると思います。ルモグラフアクェレルは水に良く溶けて、グラデーションも自在に表現できます。

 

いくらシャープペンシルが進化しても鉛筆が無くなることはなく、鉛筆も進化しているんですね。

ちなみにスマートフォンのガラス保護フィルムに9Hとか10Hなどと表記されているのを見かける事があるかと思いますが、これは鉛筆の硬度を表していて、9H,10Hの鉛筆で引っかいても傷が付かない強さって事らしいですよ。

いやぁ~鉛筆って意外と奥深いですね。

 

皆さんもこれを機会に鉛筆を手に取ってみてはいかがでしょうか。

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