シヤチハタはメーカー名?ネーム印と認印の違いは?

文具のしんぷくの松山です。
今回は、ネーム印についての豆知識を紹介したいと思います。
ネーム印とは、一般的によく「シヤチハタ」とよばれる印鑑本体に
インクが内蔵されたスタンプタイプの印鑑のことです。特に、よく使われているものがネーム9(XL-9)という製品です。


写真はシヤチハタさんホームページから拝借しております。

シヤチハタとは、会社名でありシヤチハタより発売されている製品名がネーム印です。
ここで、シヤチハタ?シャラチハタではないの?と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、
正式な会社名は「シヤチハタ」が正しいようです。
当店では、シヤチハタのネーム9のほかにも、サンビーのクイック10や三菱鉛筆のイージー10なども
よく売れています。

写真はサンビーさん、三菱鉛筆さんホームページから拝借しております。

シヤチハタのネーム9の印面の大きさが9.6mmなのに対して、サンビーや三菱鉛筆の印面の大きさは10mmです。
ちなみに朱肉を使う印鑑で認印として使われるものの印面は10mm~10.5mmの大きさです。

ここで疑問となってくるのが、文書などの押印の際、認印は可だがシヤチハタは不可という項目を
目にされることがあると思いますが何故シヤチハタは不可なのでしょう?
恥ずかしながら、私はシヤチハタで押した印影が紫外線にあたり経年劣化により印影が消えてしまうからシヤチハタは不可だと思っていました。
昔はそういこともあったようですが、現在ではインクが改良され、かなり改善されているとのことです。
それならばなぜシヤチハタはダメなのでしょうか?
その理由としては、印面の劣化があげられるようです。ネーム印の印面はゴム製の為、劣化により印影が変わる恐れがあるため、真正性を保証できない為のようです。
また、押すときの力加減によっても印影が変わることがある等の理由により公的な文書などでは認められていないようです。
公的な文書では使えなくとも、会社内の文書などでは大活躍するのがネーム印です。
特に新社会人になられるかは是非ご準備ください。最近では、印鑑レスの傾向もありますが、まだまだ印鑑への信頼性は高いように思います。
ネーム印も以前の黒いボディだけでなく、色の種類も豊富になってきていますので、選ぶ楽しさもありますよ。
浸透印については以前、オエステ会のブログで紹介していますので、そちらも参考にしてみてください。
浸透印について詳しくはこちらから
補充の仕方については各メーカーサイトをご覧ください。
シヤチハタさんはこちらから
サンビーさんはこちらから
三菱鉛筆さんはこちらから

関連記事