2018年日本文具大賞グランプリ『キッター』
こんにちは。
CrossLandの松本です。
先月、本年度の日本文具大賞がISOT(東京で開かれる文房具の国際見本市)で発表されました。
そもそも、日本文具大賞とは、機能面、デザイン面それぞれにおいて、その年の優れた文具に贈られるアワードです。
また毎年 機能部門とデザイン部門に優秀賞が送られ、トップにはグランプリの称号が与えられます。
実は、本年度オエステ会の『プレラ アイビスレッド』もエントリーしておりました。
CrossLandでは受賞した商品をお客様にご紹介すべく、特別に『日本文具大賞』コーナーを設置しています。
過去の受賞商品もあわせ約20商品を展示販売しております。
たくさんのお客様が日本の文房具の素晴らしさに興味を持っていただき、人気イベントとなっています。
本日は、2018日本文具大賞の機能部門のグランプリを受賞した、オルファ㈱の『キッター』をぜひご紹介したいと思います。
『カッターの前にキッター』のキャッチコピーの通り、初めてカッターを手にするお子様に安心して使っていただける、
キッズ向けのカッターです。付属のたまご型スタンドに立てた姿は可愛らしく安全性とデザイン性の両面を備えています。
全体的に優しいラインで構成され、素敵な文房具となったキッターは子供だけでなく大人でもほしくなる魅力的な一品です。
キッターのココがすごい!
刃がすごい!
刃の部分をプラスチックで覆うことで、安全性を高め、起こりうるケガも最小限にしようとした発想は、
カッターナイフの先駆者『オルファ』ならではの発想ではないでしょうか?
そもそもオルファの社名は、切れ味が悪くなると「ポキッ」と折って使う“折る刃”「オルハ」に由来しています。
今では世界中の人々に愛されているカッターナイフの原点はオルファの「折る刃式カッターナイフ」です。
1956年折る刃式カッターナイフ「オルファ第1号」
キッタ―に搭載された刃もまたオルファ社の代名詞、『折る刃』を採用しています。
このような刃をプラスチックで覆い安全性を高めながら、折る刃を実現させた事はすごいです。
刃折り器がすごい!。
付属のたまご型スタンドはカッタ-を立てるだけの台座だけでなく、実は刃折り器になっています。
てこの原理を使い簡単に刃を折ることが可能です。大人でも怖いと感じていた刃を折る行為を安全で容易にしています。
また折った刃も内部に格納することができます。
『キッター』は本年度 日本文具大賞 機能部門 グランプリにふさわしく オルファの長い歴史に裏打ちされた機能性と安全性を備えています。
刃物というとその切れ味ばかり気にしてしまうが、安心して使える「使い勝手のデザイン」がなによりキッターの魅力です。
たくさんの子供たちがキッターを使ってより創造力を養って頂きたいものです。
キッターは11月一般発売です。
「西の京」山口を中心に、ステーショナリー雑貨とデザイン文具のセレクトショップ「CrossLand」(825㎡の売り場に5万アイテムの品揃え*山口店の例です。)や「CrossLandMarket」を5店舗運営しています。1946年創業で、”GOOD STATIONERY”にこだわった品揃えをぜひご覧ください。