11月3日は文具の日!文具にまつわる記念日って何があるの?
最近鼻声だった鴨田です、こんにちは。
朝晩の冷え込みが厳しくなってきました、皆さまお気をつけください。
さて、先日11月3日は何の日だったか知ってますか?
そうですねー、「文化の日」ですねー。
そしてあと「文具の日」でもありましたよね。
1987年に東京都文具事務用品商業組合によって制定された記念日なんですね。
「文具と文化は歴史的に同じ意味」ということで、この日になったそうですよ。
(ちなみに11月29日は「いい文具の日」なのだそうです。)
そんなわけで、「文具に関連のある記念日ってほかに何があるの?」と気になったので調べてみました!
3月21日 ランドセルの日
「3+2+1」で日付を足すと「6」になることから、小学校6年間を表し卒業も近いこの日になった。
実際使っていたランドセルを身にランドセルにリメイクしてくれる革職人の増田利正さんが制定。
ランドセルへの感謝の気持ちを表す日に。
4月15日 消しゴムの日
1770年にイギリスのジョゼフ・プリーストリーが紙に書いた鉛筆の字をゴムで消すことができると発見した日。
消しゴムが発明されるまではなんとパンで鉛筆の字を消していたそうですよ。
5月2日 えんぴつ記念日
1886年に眞崎仁六が新宿に日本初の鉛筆工場、眞崎鉛筆製造所(現在の三菱鉛筆)を創立した日とされるが、実は定かではない。
いつだれが記念日を制定したのかも不明です…ミステリーですね。
8月3日 はさみの日
我々もお世話になっているプラス株式会社さんが制定。
ハンドルの形が「83」に見える、「8」を半分に切ると右側が「3」になる、そして語呂合わせ…といった由来です。
はさみを多くの人に親しんでもらい、適正で安全な商品を使ってほしいという願いに我々も寄り添いたいと思います。
9月23日 万年筆の日
1809年のこの日、イギリス人のフレデリック・バーソロミュー・フォルシュが、金属製の軸の中にインクを貯蔵し、ペン先にインクを送って書ける筆記具を考案。
これが万年筆の起源とされています。
ただ、最初は欠陥も多く、75年後にアメリカ人のルイス・エドソン・ウォーターマンが、毛細血管現象を利用した仕組みを開発し近代的な万年筆を開発したそうです。
9月29日 接着の日
2010年に日本接着剤工業会が制定した記念日。
多くの人に接着剤を知ってもらう機会を作り、正しい接着剤の機能や技術を伝え、接着関連業界の活性化を図る為に制定しました。
10月1日 印章の日
多くの記念日がそろうこの日、全日本印章業組合連合会が印章の日を定めました。
1873年に太政官布告によって公式の書類には実印を押すように定められた日です。
印章はそれを押すことで責任や権威を示すもので、日本最古の印章は「漢委奴国王」の金印が知られていますね。
11月11日 おりがみの日
1を4つ組み合わせるとおりがみの形である正方形になることから、1980年に日本折紙協会が制定。
同日は世界平和記念日であることからも由来し、まさに千羽鶴を折るのにふさわしい日である。
11月26日 ペンの日
この日は国際ペンクラブの日本支センターである一般社団法人 日本ペンクラブが1935年に創立された日。
記念日は創立30周年を記念して制定された。
ペンクラブは文学を通じて諸国民の相互理解を深め、表現の自由を擁護する国際的な文学者団体。
12月1日 手帳の日
1949年に時間目盛りを入れた日本初の手帳「能率手帳」を生み出した株式会社日本能率協会マネジメントセンターが制定。
12月に入ると手帳を通して1年を振り返り、次の新しい手帳を準備する時期であることからこの日に。
今ちょうど店頭にもたくさん並んでいる頃ですよ。
12月3日 カレンダーの日
明治5年11月9日、当時太陰暦を使用していた日本で突然の「来る12月3日を明治6年1月1日とする」という政府のお達しに国民は大混乱だったとか。
とはいえ、これで太陽暦を採用する諸外国と足並みをそろえ、文明国家の仲間入り宣言になったそうです。
そんな衝撃的なできごとに基づき、1988年に全国団扇扇子カレンダー協議会および全国カレンダー出版協同組合連合会により記念日に制定されました。
12月16日 紙の記念日
1875年12月16日に、王子製紙の前身「抄紙会社」工場の開業式が行われた日であることに由来。
人類の言葉と文字の発明から、それを記録する媒体として紙が発明されたとされています。
ペーパーレス化で紙が減少しているとはいえ、文化を維持してきた紙をこれからも大切にしていきたいですね。
調べてみると意外と多く長くなってしまいました。
ほぼ365日文具と関係ない記念日もたくさんありますが…
それはそれで面白いものです。
ちなみに2月6日はブログの日なのだそうです^^
「いで湯と城と文学のまち」愛媛県松山市を中心に、高知県を合わせ3店舗展開する文房具専門店です。生まれてからおじいちゃん・おばあちゃんになるまで、地域のみなさまの人生と生活と共に歩むお店でありたいという願いを「文具生活」の名に込めました。「文房具を探している、相談したい、語りたい…」など、文房具のことならぜひ当店にお気軽にお声がけください!