栗林公園だけじゃない香川・高松の玉藻公園で鯛願成就!

こんにちは文具生活の隅田です。
前回のブログに引き続き、今回も香川・高松の「ええところ」をご紹介します。
今回は高松の玄関JR高松駅から程近いところにあります史跡高松城跡「玉藻公園」をピックアップします。
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香川といえば国の特別名勝の栗林公園が有名ですが、全国広しといえど、海に面したお城は高松城かと思います。
是非、皆様に知っていただき、一度訪れてみてくださいね。
高松城は1588年、当時の国主 生駒親正が築城し、1642年以降は松平家により改修されました。近代城郭の海城として有名で「讃州さぬきは 高松さまの城が見えます 波の上」と謡われました。1884年に老朽化のため解体され、以後天守閣がないまま現在に至っております。
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二の丸跡より西門を臨む

JR高松駅から向かうとまず西門から入場します。(大人200円 小人100円)二の丸跡(今は広場ですが随分昔はここに遊園地があり高松の子どもたちの遊び場でした)をとおり内堀まで来ると城舟体験や鯛願成就と銘打った魚のエサやり体験(100円クジ付き)のスポットがあります。内堀にはチヌやフグやフッコなどの海水魚を目視することができました。エサをやりつつ願い事をすれば、本当に大願成就するかもしれませんね!
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城舟体験(大人500円 小人300円)では内堀を30分かけて海城ならではの舟遊び体験ができ高松城主気分を味わうことができますよ。
二の丸から本丸に向かうと内堀に鞘橋掛けられ、天守閣へとつづきます。当時はらんかん橋と呼ばれ、屋根のない橋でした。1823年の絵図では屋根つきの橋が描かれ改修されたことがうかがえます。鞘橋は戦の際、この橋を落とすことで天守閣への導線を絶ち、天守を守ることを目的としたそうです。
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天守より鞘橋を臨む

天守閣は3重4階、地下1階で四国最大の規模でした。残念ながら現在天守閣はなく、その面影は冒頭の写真だけが物語っております。以前は図面がなければ再建できなかったのですが、2003年に構造改革特区に申請され、文化庁も柔軟に対応し、今、市民一丸となった高松城天守閣の再建の市民運動もあり、近い将来に実現を目指しております。
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天守から瀬戸内海を望む 天守4階からであれば瀬戸内海の景色を独り占めできますよ
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天守閣の城郭 将来の再建を見据え補強工事も完了しました。

このほかにも松平家の別邸の披雲閣、月見櫓、春の花見の時期に桜の名所の桜の馬場などのスポットがあり、陳列館(入場無料)には当時の遺品を見学することができます。1時間30分程度でほぼ観て味わうことができますが、みなさん是非天守閣再建後を期待してくださいね。
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これからも機会あれば、香川の隅々(観光・グルメ情報etc.)までご紹介できたらと思っております。是非期待してお待ちください。

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