でんぷん糊の原材料はタピオカ⁉でんぷん糊の秘密

はじめまして、文具店TAGタケダ事務機の川村です。

去年流行ったそして、今も若者に大人気の食べ物といえばもちろん「タピオカ」ですよね。

といいつつ、正直自分には縁がないなぁと思っていたのですが、実はこの「タピオカ」身の回りの文房具にも使われているのです。
それが、こちら。

察しの良い方はもうお気づきかと思いますが、

ヤマト社製のでんぷん糊の原材料はタピオカなのです。

穀物やイモ類のでんぷん質の粘着性を利用したでんぷん糊はなんと平安時代から使われていたそうなのですが、タピオカが原材料とは驚きでした。

ちなみにフエキ君で有名なフエキ社製のでんぷん糊はとうもろこし100%です。


(どうぶつとありますが、フエキ君は商品名「どうぶつ」なのです。)

さらに2019年こんなニュースもありました。

『市販「液体のり」、白血病治療の救世主に? 専門家驚嘆

(2019年5月30日朝日新聞デジタル版)

↓記事はこちら

https://www.asahi.com/articles/ASM5X6HTMM5XULBJ01H.html

要約すると液体のりの主成分のポリビニルアルコールが白血病の治療で重要な細胞の培養液に最適と判明したとのこと。その研究チームが使ったと思われるのがこちら。

おなじみのアラビックヤマトです。案外、研究者の方の私物だったのかもしれません。まさにびっくりの大発見でした。

と、2019年をのりにまつわるニュースで振り返ってみましたが、皆様はどうお過ごしだったでしょうか?

昭和生まれの僕としては、令和の時代の最先端に、子供の頃から慣れ親しんだ文房具が実は関わっているということに驚きと共にうれしく思った一年になりました。

今年も、どんな出来事が待っているか今から楽しみです。それに文房具が関連していたら!と思いつつ、この辺で筆を置こうと思います。

文房具TAGを宜しくお願い致します。

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