あのカッターナイフの豆知識!こっそり秘密をお教えします!
皆さまこんにちは、ぶんぶん堂の木村です!
突然ですが、最近カッターナイフの豆知識をご紹介したいと思います!
カッターのブランドと言えば「オルファ」や「NTカッター」が最初に出てくると思いますが、その「オルファ」さんについて語っていきたいと思います!
実はこのロゴマーク、ポキポキと折れる刃をイメージして作られたもので、何十年も前に作られたデザインなのです!
そしてカッターの元祖として世界的に知られているのはこの「ブラックS型」というモデルです!発売されたのは1970年・昭和46年という超ロングセラーのカッターなのです!
裏には「THE BETTER-KNOWN CUTTER SINCE 1970 – MADE IN JAPAN」の文字!オルファさんがどれだけブラックS型を大事にしているか分かりますね!渋すぎる!
戦後の米軍から閃いた驚きの秘話!
それまではカッターナイフという物はなく、印刷会社ではカミソリの両刃を使い切ったらポイっとされていたようで、今のような刃を折るタイプは戦後日本に進駐した米軍から閃きを得たと言われています!
それもなんと、当時米兵たちが子供たちに「ギブミーチョコレート!」と言われ、板チョコをポキポキと折ってる姿から閃いたと言われています!なんだか歴史を感じますね!
そしてオルファという社名は「折る刃」から来ており、更に工具箱の中で目立つように、怪我をしないように、という思いを込めてすべての商品に黄色を入れました!
今でこそ一般的になったカラーブランディングですが、当時、こうした戦略を打ち出すメーカーは珍しかったようですね!
※画像は筆者の私物です(黒いグリップ部分が現行品と違う?!)
ヒストリーはオルファさんのホームページで更に詳しく書かれていますので、そちらをご確認ください!
https://www.olfa.co.jp/product/features.html
ご存知ない方も多いかと思いますが、最近では通常サイズと大型サイズのちょうど真ん中のM刃、刃が30度の角度になっていて細かい作業に向く鋭角刃、前面に焼き付けを施した黒刃など、バラエティ豊かになってきています!
たかがカッター、されどカッター!
プロとして安かろう悪かろうではなく、設計・開発・製造の全てを日本で行う一級品をお勧めしたいと思います!
ぶんぶん堂の木村でした!
ぶんぶん堂は1995年にオープンした山陰地方最大の文具専門店です。驚き、喜び、閃きを見つけられる“ステーショナリーサーカス”というコンセプトのもと日々営業しています。また広い店内には専門的なニーズに応える豊富な品揃えと、海外のユニークな商品が並び、地域のお客様を楽しませています。