ホッチキス、ステープラー、どれが正しいの呼び方?

2022年、明けましたおめでとうございます。
鹿児島の文具のしんぷくの松山です。
2021年は、新型コロナウイルスの流行して大変な年でしたね。
2022年になってもまだまだコロナウイルスが猛威を振るっていますが、皆様負けずに頑張っていきましょう!

本日は、身近で意外に知らないホッチキス(ステープラー)について紹介していきたいと思います。皆さんは、紙を針で閉じるときに使う道具を、ホッチキスといいますか?それともステープラーといいますか?
もちろん、どちらも正しい呼び方のようです。
ただし、海外では、ホッチキスといっても通じないそうです。海外では「ステープラー」や「クチトリッチ」と呼ぶそうです。
日本でホッチキスと呼ばれるようになったのは、調べたところによると(マックスさんのホームページ参照)、1903年にアメリカから輸入された商品がE・H・HOTCHIKISS社製の物でそのボディに「HOTCHIKISS No1」と刻印されていた為、当時特に呼び名がなかったことあり自然と「ホッチキス」と呼ばれるようになったとのことです。


写真はマックス株式会社様HPよりお借りいたしました。

現在でも、新聞用字用語集では「ホチキス」、JIS規格(日本工業規格)では「ステープラ」という名称で定められており、実は表記に正式名称はないそうです。
「ホッチキス」は一般名称化されており、マックスさんを含め商標登録された名称ではないそうです。
私は、てっきりマックスさんの商標登録された名称だと思っておりました。
と、いうわけでこれからも皆様の親しみなれた名称で呼んであげてくださいね。

もう一つ、驚きなのですが、マックスさんのホッチキスの針の箱の裏面には、驚きの一文が書かれています。
それは、「ホッチキス針は古紙の再生紙工程で支障はありません」と書かれているのです。

皆さんも経験があるかもしれませんが、昔は一生懸命資料についているホッチキスの針をきれいにはずいていたのです。その苦労は大変なものでした。その苦労はいったい・・・。

余談でしたが、今は、従来からあるホッチキス針を使う商品のほかに、紙に穴をあけて紙を組み合わせて閉じるもの、紙製の針を使うホッチキスなど日々進化しています。

事務所のみならず、家庭でもよくつかわれるホッチキスにこれからも注目してみていてください。

 

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