日本が誇る名作鉛筆「ハイユニ」の謎に迫る!
皆さまこんにちは、ぶんぶん堂の木村です!
私が働き始めたからずっと絶対に机の上に置いているもの、それは三菱鉛筆の名作鉛筆「ハイユニ」です!今回は鉛筆の歴史や豆知識、更にハイユニの素晴らしさについて書いていこうと思います!
まずはこちらをご覧ください!
ジャジャーン!ということで愛用のハイユニさんです!一目で分かるこのえび茶色、そして驚きの22硬度が揃っている個人的に最強の鉛筆です!一般的な鉛筆は6B ~ 9Hの17段階ですが、このハイユニはさらに5硬度(10B、 9B、 8B、 7B、 10H)を追加!硬度幅は世界最多なのです!
ちなみにいつも使っているのは「F」、FIRM(ファーム:しっかりした)という意味で、HとHBの中間の濃さと硬さです!
ところで普通のユニに比べてハイユニが優れている大きな点は「芯の質」です!
鉛筆の芯は黒鉛と粘土を配合して作られているのですが、ハイユニはこの黒鉛と粘土の不純物が非常に少なく、微粒で均一に配合されています!そのため滑らかな書き心地に加え、折れにくいという特徴があります!また色の濃さも均一になるので、製図やデッサンなどをする際には大きなメリットになります!
筆圧をそれほどかけなくてもしっかり書けるためか、芯の減りが遅いと感じる人もいるほどです!
そして更に!
ユニ鉛筆の全般になりますが、軸木には主にアメリカ・カリフォルニア州のシエラ・ネバダ山中に育つインセンスシダーが使われています!
香りが強いのが特徴で「鉛筆を削った時に良い香りがしたら勉強も楽しくなるだろう」という思いからこの木が選ばれています!
そういえば子供のころはよく鉛筆を噛んでいましたが、シャリシャリしてほんのり良い香りがして…
なんとなく美味しかった思い出があります!
そして圧巻の22硬度!私はデッサンが苦手ですが、お好きな方からすると阿鼻叫喚レベルなのではないでしょうか!
ここで約40年前にコロコロコミックに掲載された、
伝説の受験バトル漫画「とどろけ!一番」からの1コマをどうぞ!
四菱ハイユニマグナムショットって何だ?!
また1つ謎が増えましたね!
ぶんぶん堂の木村でした!
ぶんぶん堂は1995年にオープンした山陰地方最大の文具専門店です。驚き、喜び、閃きを見つけられる“ステーショナリーサーカス”というコンセプトのもと日々営業しています。また広い店内には専門的なニーズに応える豊富な品揃えと、海外のユニークな商品が並び、地域のお客様を楽しませています。