ぶんぶん堂ってなに屋さん?地元感が満載の自社ブランド「伯」のご紹介!
皆さまこんにちは、ぶんぶん堂の木村です!
いつも文房具に関しての投稿ばかりになっているので、今回は変化球の投稿になります!
ぶんぶん堂を運営するのは、鳥取県境港市に本拠地を構える「株式会社きさらぎ」。大型文具専門店「ぶんぶん堂」だけでなく、ゲゲゲの鬼太郎グッズの製造・メーカー「妖怪舎」や、地元企業様とともに企画・デザインを行う「キサ・クリエイティブ」など、様々な事業をとり行っています。
その中でも異色を放つブランド「伯」についてご紹介したいと思います!
ジャジャン!
ということで、「伯」は地元境港のブランド綿「伯州綿」をつかったオーガニックタオルのブランドなのです!
ということでまずは歴史のお勉強!
『伯州綿の歴史』
「伯州綿」は浜綿とも呼ばれ、今から300年以上前の江戸時代前期に栽培が始まりました。最盛期には一大産業を形成し、北前船により全国ブランドと化しました。当時の鳥取藩の財政を支えるまでに拡大していきました。しかし、明治29年の綿の関税撤廃により安価な外国産綿が台頭したことにより、国内の和綿産業自体が一気に衰退していきました。そんななか伯州綿は、山陰の三絵絣のひとつである「弓浜絣」の原料として地域で守られ、その栽培は細々とながらも続けられてきました。2008年には、境港市農業公社により伯州綿の復活を目指す取り組みとして栽培が始められました。以来、収穫面積は徐々に拡大し収穫量も増えてきました。また伯州綿の種は全国へ広がりをみせています。
現在の農林水産省の統計では国内の綿業は0%とされていますが、実はコンマ数パーセントの割合でコツコツと育てられていた貴重な国産綿なのですー!
すごいぜ、伯州綿!
というわけで、弊社ではそんな伯州綿を使ってタオルやブランケットを製造しているのです!
そして満を持して先日発売になったのが…このシリーズです!
伯スポーツ「ウオッシュタオル・スポーツタオル」
有機栽培された国産和綿「伯州綿」を使ったオーガニックタオルになんと、境港産のカニ殻から作った「キトサン」加工を施しています!
その効果は圧倒的な抗菌・消臭能力!また後晒しという製法を採用して、軽さや吸水性・速乾性を高めているのです!
そしてなぜこんなしっかりしたパッケージにしているかと言うと…
ジャジャーン!
という事で実はパッケージの上部に本物の綿と綿実(綿の種)が入っているのです!
タオルはご使用いただき、さらにご自宅で国産綿を育てる楽しみも詰め込んでみました!
ぶんぶん堂の店頭での取り扱いはもちろん、弊社同グループの「ビーウイング」のネットショップでも取り扱っております(本当に何屋さんか分からないですね!)!
山陰の美味しいものセレクトショップを目指しているだけあって楽しいお店なので、ぜひチェックしてみて下さい!
ぶんぶん堂の木村でした!
ぶんぶん堂は1995年にオープンした山陰地方最大の文具専門店です。驚き、喜び、閃きを見つけられる“ステーショナリーサーカス”というコンセプトのもと日々営業しています。また広い店内には専門的なニーズに応える豊富な品揃えと、海外のユニークな商品が並び、地域のお客様を楽しませています。