クレヨンとパス(オイルパス)との違いは?
文具のしんぷく 卸本町店の松山です。
今回は、子供の頃よく使った思い出のあるクレヨン、オイルパス(クレパス)について
簡単に説明したいと思います。
クレヨンとオイルパスとの違いを簡単に言えば、柔らかさが違います。
クレヨン、オイルパスともに下記の材料で構成されています。
材料 | 役割 |
ワックス | クレヨン、クレパスを棒状に形づくる、固形の材料 |
オイル | 顔料を紙面に定着させる、液体の材料 |
顔料 | 色のもとになる粉 |
体質顔料 | 発色を調整する粉 |
クレヨン、オイルパスの違いは、商品に含まれるワックスやオイルの含まれる量に違いがあります。
クレヨンは固形のワックスが多く含まれるため、オイルパスより硬めで紙上を滑らかに滑ります。
「線描き」に適しています。
その為、線が書きやすいように先がとがったような形をしています。
一方、オイルパスは液体のオイルが多く含まれているため、クレヨンより柔らかく紙に着色しやすく
伸びもよいです。
「面塗り」に適しています。
面が塗りやすいように先が太い円柱になっています。
色を混ぜたり、重ね塗りができます。
当店では、まだ小さく絵が描けないようなお子様などにはクレヨンを、少し絵が描けるようになった
お子様ぐらいからクレパスをおススメしていますね。
使っているうちに、クレヨンや箱などが汚れて行ってしまいませんか?
クレヨン・クレパスの販売をしているサクラクレパスさんのサイトの中に、クレヨン・クレパスを
身近なものできれいにできるお手入れのやり方が出ていましたのでご紹介します。
①クレヨン(クレパス)を柔らかい布もしは使い古した綿のシャツできれいに拭く。
落ちにくい場合は、布にクレンジングオイルを少ししみこませて拭くとよいとのこと。
②巻紙を専用サイトよりダウンロードし巻き直す。
セロテープや折り紙、マスキングテープなどでも代用ができるそうです。
③ケースもクレンジングオイルやベビーオイルをコットンに染み込ませて拭く。
最後に、ティッシュなどでオイルの滑りを拭き取ると完成です。
詳しくはサクラクレパスさんのホームページをごらんください。 こちらから
余談ですが、サクラクレパスさんにはクレパスの700色セットが販売されています。
そのお値段、なんと500,000円(税別)!
すごいですね(;’∀’)
参考資料:サクラクレパス様、ぺんてる様ホームページ
1958年創業で、雄大な桜島のある、南国の鹿児島市を中心に4店舗の文具専門店を運営しています。卸本町店では、870㎡の売り場で、文具と生活雑貨を取り揃え、見て、触って、選べる、楽しい店舗となっております。経営理念として、お客様に喜ばれる仕事を通して、お客様に満足と安心を提供し、地域社会に貢献します。