老舗筆記具メーカー師玉の逸品!SAKURA craft_lab(サクラクラフトラボ) 001とは!
皆さまこんにちは、ぶんぶん堂の木村です!
年末からぶんぶん堂の店頭では新商品ラッシュがあり、文房具店員でありながら文房具マニア(自称)の私も色々と商品をみておりましたが、そのなかでもキラリと光る筆記具がありましたのでご紹介したいと思います!
ジャジャーン!ということでこちらの筆記具です!メーカーはクレパスで有名なサクラクレパス、SAKURA craft_lab(サクラクラフトラボ) というシリーズの「001」という商品です!
特設のホームページもステキ過ぎます…!
https://craft.lab.craypas.com/
それにしてもアイテム名が「001」とは!
心をくすぐられるネーミングも魅力的です!
色展開は定番の5色と限定の2色となっております!陳列する什器には古い木材や金属が使われており、導入された文房具店さんもさぞ驚かれたことと思います!
そしてインクはボディの色に合わせた5色が用意されており、書き心地良し、書き出し良し、重厚感も良し!の山陰一のペンマニアと自負する私でも、久しぶりにビビッときボールペンに仕上がっております!
回転式で芯を繰り出すのですが、ローレット型頭冠を採用し、トップ部分にはサクラのマークの削り出し…格好良すぎますね!
パーツは真鍮製の先端パーツ、表面がマット調のアクリルで覆われたボディパーツという、割とシンプルな構造です!
ところで真鍮は個人的にはとても好きな金属のひとつなのですが、ピンとくる方はそんなにいらっしゃらないのでは無いかと思います!
…ということで解説!
≪真鍮≫
黄銅(こうどう、おうどう[1]、英: brass)は、銅と亜鉛の合金で、特に亜鉛が20%以上のものをいう。真鍮(しんちゅう)と呼ばれることも多い。適度な強度、展延性を持つ扱いやすい合金として、約350年ほど前から広く利用されるようになった。青銅に比べて歴史が短いのは亜鉛の沸点が約900 ℃と低く、開放式の還元法では単体が得られなかったからである。
1. ^ 「こうどう」は漢音、「おうどう」は呉音
ちょっと分かりにくいですが、つまり…
1)柔らかいから加工がしやすいよ!
2)金の変わりに使われることも多かったよ!
3)酸化はしても腐食はしにくいよ(つまり錆びにくい)!
4)ステンレスとかよりは比重が重いよ!
という事です!
使われているのは筆記具や仏具、銃弾の薬きょう、さらに管楽器に真鍮(ブラス_brass)が使われる事も多いためブラスバンドって言葉が出来たと言われています!
個人的に面白い!と思った用途は船のパーツに多く使われている事です!
確かに加工しやすくて、錆びにくくて、比重が重い!ということでイカリなんかはピッタリですよね!
いやー、改めて惚れたぜ!真鍮!
めちゃくちゃ脱線しましたが、こちらの商品、パッケージにもこだわりが感じられます!
今春から社会人になるかたへの贈り物としても喜ばれること間違い無し!
ぜひ店頭でお試しください!
ぶんぶん堂の木村でした!
ぶんぶん堂は1995年にオープンした山陰地方最大の文具専門店です。驚き、喜び、閃きを見つけられる“ステーショナリーサーカス”というコンセプトのもと日々営業しています。また広い店内には専門的なニーズに応える豊富な品揃えと、海外のユニークな商品が並び、地域のお客様を楽しませています。