ホワイトボードマーカーを使ってこんな遊び方が!!

文具のしんぷくの松山です。

今回は、職場やご家庭でもよく使われているホワイトボードマーカーについて
仕組みやその仕組みを利用した遊び方をご紹介したいと思います。

ホワイトボードにホワイトボードマーカーで文字などを書いた後簡単に消すことができますよね。
皆様もどうして布やイレーザーで拭くだけで簡単に消すことができるんだろうと不思議に思ったことがあるかもしれません。
ホワイトボードマーカー(以後、WBマーカーと略します)のインキの成分は、
① 色のもとである顔料
②顔料同士をつなぎフィルム状にする樹脂
③インキをボードから浮かせる作用のある剥離剤
④それらの成分をひとつの液体にまとめる溶剤からできています。


(パイロットHPより引用)

文字を書くと、インキが空気に触れると溶剤が蒸発しその後顔料同士が樹脂のおかげでつながりフィルム状になる。
剥離剤がインキとホワイトボードの間に入り込みフィルムを浮かせる状態。この時に文字が書けている状態です。
この文字を消すときに、イレーザーでこするとフィルム状のインキが除去され文字が消える(剥離剤は透明の為みえない)、という仕組みだそうです。
普段、何気なく使っているWBマーカーですが、すごい技術が使われているんですね。

さて、ここからが、本日の本題です!
ポイントは、先ほどの説明にもありましたが、「顔料がつながり、フィルム状になる」ということなのです。
この特性を使って面白いことができるんです。
なんとWBマーカーで書いた文字や絵を水に浮かべることができます!!
私もどういうこと???と目を疑いましたが、そんなことができるんです。
WBマーカーでアルミホイールやプラスッティクのスプーンなどに文字または絵を書いてその後、ゆっくりと水に浸けていくと....

水に浮かべることができるんです。
面白いので、ぜひ皆様もやってみてください。
注意事項
※大きすぎたり複雑すぎると切れてしまい失敗してしまいます。大きさは10円玉くらいがおすすめです。
※インキがしっかりと乾いてから水に浸けてくださいね。

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