【デルタ】紙のお話〜塗工紙って?〜【Umeda Note絶賛発売中】

こんにちは!大阪のギフショナリーデルタのくりやまです。


実は3ヶ月ほど前に待望の発売となりました当店のオリジナルノート「Umeda Note」
大変ありがたいことにたくさんの方の相棒となっているようで、私共もとても感動しております。
誠にありがとうございます!!


「Umeda Note」は元々2009年に発売された当店オリジナルノートなのですが、用紙に拘ってリニューアルとなりました。
今回 「Umeda Note」に使用されている中紙は北越製紙さんの「HSライトフォース」を使用。本来はムック本などに使用されている用紙「スノーフォース」に「写真印刷適正」と「ラフな手触り」という相反する質感のニーズに対応すべく開発された上質嵩高微塗工マット紙です。

たくさんの紙の中から、
・紙の色味
・筆記感
・インクの発色・滲み・抜け
この項目を検証し選ばれたのが「HSライトフォース」でした。

「そもそも、塗工紙とは?上質紙やコピー用紙は聞いた事あるけど…?」と思い、調べてみました!

塗工紙(とこうし) – 塗工紙は紙の表面を白色顔料などで滑らかに塗布したもので、塗料の量によって種類が異なり、アート紙、コート紙、微塗工紙と、さらに表面の光沢が強いグロス系と光沢を抑えたマット系(ダル系)といわれる種類があります。
アート紙は写真印刷などの仕上がりが重視されるものに使用されることが多く、例えば高校美術書、写真集や雑誌の表紙などに使用されています。また、コート紙は雑誌やパンフレットに、微塗工紙は教科書やチラシなどに使用されることが多いです。
紙の質は塗工する紙(原紙)で変わります。例えばポスターなどの高級印刷物は、上質紙に塗工した物が使われ、チラシや雑誌などは中質紙や再生紙に塗工した中質紙系のものが使われます。微塗工紙の原紙にも再生紙が使われることが多いです。
※参考元: 塗工紙について – 総合商研株式会

HSライトフォースは「微塗工マット紙」なので、塗料の塗布量が両面で12g/m2以下の用紙で白紙面のツヤ・印刷面のインキ光沢両方を抑えた紙となります。

実は万年筆やガラスペン、インクなどをご愛用頂いている方はご存じかと思いますが、コスモエアライトも同じ微塗工紙なんですよー
ちなみに、バンクペーパーは銀行の帳簿用紙として開発された筆記用紙、薄いけどインクが裏抜けしにくいトモエリバーは手帳用途して開発された用紙なんです。

紙もほんと沼ですよね…
お使いのノートや用紙が一体なんなのか…?またお時間ある際にでも調べてみるとより愛着が湧くかもしれませんよ!

少しでも「Umeda Note」に興味が湧いた方は是非!! 店頭もしくは、オンラインショップオンラインショップまで!!(CM入ります)

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