オリンピック×文房具の豆知識

こんにちは、ぶんぶん堂の木村です!リオオリンピックは盛り上がりましたね!閉会式はとても壮大かつ繊細で素晴らしく、まさか安倍首相とマリオとドラえもんのコラボが見られるとは… さて今回は文房具の豆知識ということで、オリンピックにちなんだお話しをさせていただこうと思います。
オリンピック発祥の地と言えばもちろんギリシャ!話されている言語はギリシャ語なのですが、そのギリシャ語の名前を持った文房具ってご存知ですか?

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これ!ダーマトグラフといいます!
ローマ字ではDermatographとなり、語源とされているギリシャ語では≪dermato≫は皮膚、≪graph≫は書く、と訳されるのです。つまり「皮膚に書けるもの」を意味しており、なんと手術の時にお医者さんが切る場所にマークするために作られた筆記具なのです!

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昭和30年(1955年)から製造されている老兵のような筆記具ですが、まだ現役バリバリで活躍してくれます!クレヨンに似た柔らかい書き心地でガラス、金属、フィルム、木材、ペットボトル、なんでも書けてとっても便利!辞書のような薄い紙へのマーカー用としても活躍してくれますよ!

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発売当初は木軸でしたが、ワックス成分が多く含まれるため温度変化で芯が抜け落ちる事が多かったとのこと。そこで昭和33年(1953年)に紙巻モデルにチェンジ!芯が短くなったら糸を引っ張って紙に切れ目を入れ、その分の紙をめくるだけの簡単仕様になりました。芯が抜け落ちず、また軸を削る必要もありません。油性と水性の2種類あり、油性はツルツルした面なら乾いた布で拭き取れますが、それ以外だとしっかりと色が定着します。水性は水で軽くこすれば消すことが出来るので、お風呂で浮かんだアイデアを下敷きやホワイトボードに残す、なんていう使い方も出来ますね。

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オリンピックからの流れは少し強引でしたが… 手術の為に肌にも書ける筆記具を目指した結果、何にでも書ける優等生となったダーマトグラフ。初めて見たという方も、思わず懐かしいと口にした方も、この機会に試してみてはいかがでしょうか!

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