まだまだ続く高機能シャープペンのブーム!折れないシャープペンの元祖とは!
皆さまこんにちは、ぶんぶん堂の木村です!
先日の文具生活さんに続き、今日はぶんぶん堂がおすすめする高機能シャープペンのご紹介をしたいと思います!
ここ数年ブームになりつつある「折れないシャープペン」ですが、ブームの走りとして知られているのは「オレンズ」や「デルガード」です!
しかしまだまだ多くのメーカーが今、この時も参戦中なのです!
奥から、
◆オレンズ(ぺんてる)
芯を出さずに筆記する画期的なアイデアのシャープペン!先端のパイプがスライドして書ける仕組みなのですが、実は紙とスムーズに接触するために先端を丸く加工しているのです! 手で仕上げる最高級モデルの「オレンズネロ」は人気過ぎて入手困難となっているほど!
◆デルガード(ゼブラ)
鮮やかなカラーが目を引くシリーズです!筆圧が定以上になるとペンの先端が飛び出して芯をガードしてくれます!透明のボディで中の機構が見えるので、男子はワクワク必須です!
◆モーグルエアー(パイロット)
強い筆圧がかかると先端部分がもぐる、モーグルエアーです!こちらはフレフレ機能も付いていてノーストレスで筆記が進みます!女性も使いやすいパステルカラーがあるのも嬉しい所です!
◆クルトガアドバンス(三菱鉛筆)
一筆ごとに芯が回転して、一定の太さの筆記が可能になったシャープペンの革命児!販売累計6000万本というヒットシリーズに、パイプスライド機構を搭載した「折れないモデル」が発売になりました!
いやはや、店内をサッと回るだけでもこれだけの種類があります!
更にプラチナ万年筆社の「オ・レーヌ」やオート社の「コンセプション」も人気があるみたいですよ!
(どれも小○製薬的なネーミングなのも楽しいポイントです)
ところが!そこはオエステ会に所属するぶんぶん堂!
人気商品の紹介だけではおわりませんよ!
プレスマン(プラチナ万年筆)です!
プレス(記者)の名の通り、速記士や記者の方の速記に耐えるシャープペンを作る!というテーマのもとに開発された商品!
「内蔵したセーフティスライド機構が芯をスライドさせ、 速記中に起こる強い筆圧から芯折れを防ぐ事を可能にしました」
引用元:プラチナ万年筆HP http://www.platinum-pen.co.jp/press_270526.html
これだけ見ても「いや、他のメーカーと同じじゃん」と思ったあなた!
驚くなかれ!なんとこちら、1978年に発売という超ロングセラー商品!さかのぼること約40年、折れないシャープペンのために奔走したメーカーがあったのです!
よくみると白いパーツの中にはスプリングが仕込まれており、グッと筆圧をかけるとしっかり引っ込んでくれます!流行りのスケルトンではなく、裏地にこだわる日本人のような謙虚さにグッときます!
更には芯の交換の手間を減らそう!ということで通常の芯の1.5倍ほど長い専用芯も発売されています!すごい根性です!
ロマンあふれるこの商品は、『NIKKEIプラス1』の一面(2012年1月14日)で「新機能備えたユニークな文具」のペン部門で第3位を獲得!こんな老兵がごとく商品が今でも評価されるというのは、文具業界の面白いところですね!
それではここで、以前にお客様から試し書き用紙にいただいた一句をご紹介!
「デルガード オレはもとより プレスマン」
ぶんぶん堂は本当に良いお客様に恵まれました!
新しい物ばかりがピックアップされがちな昨今ですが、文房具に関しては古くて良いものがたくさんあります!ぜひオエステ会各店で探して触ってお楽しみください!
ぶんぶん堂の木村でした!
ぶんぶん堂は1995年にオープンした山陰地方最大の文具専門店です。驚き、喜び、閃きを見つけられる“ステーショナリーサーカス”というコンセプトのもと日々営業しています。また広い店内には専門的なニーズに応える豊富な品揃えと、海外のユニークな商品が並び、地域のお客様を楽しませています。