2本の不思議な万年筆
こんにちは、本日ブログ担当の浜口です。
東京出張に出かけており写真撮影は、昨晩お世話になったベットの横で撮影させて頂きました。
今日は、私の愛用コレクション 2本の万年筆について投稿させて頂きます。
1本目は、PILOT ジャスタス95をご紹介させて頂きます。
昔にナガサワ文具センターのブログでもご紹介させて頂いたいました。
【PILOT JUSTUS95】
https://kobe-nagasawa.co.jp/blog/pilot-justus95/
万年筆のペン先の上にもう一つペン先の開きを調整する機能がついていて H(ハード)硬めの書き味と
S(ソフト)軟らかめの書き味の2つの書き味が楽しめます。
H(ハード)は、ペン先の下迄コントロールプレートが下がりペン先の広がりを止める事で硬い書き味となります。
他方、S(ソフト)は、ペン先の上部でコントロールプレートが止まりペン先の広がりで軟らかい書き味となるのです。
不思議だと思いますが『百聞は一見に如かず』です。店頭で機会があれば是非お試し下さい。
ペン先は、勿論広澤先生に私仕様のEFに仕上げて頂き手帳には最適なペン先に仕上がっています。
もう一方の万年筆は、ヘリテージ912改造モデルです。
どこが?改造?
これを発見出来た方は、相当 万年筆のお詳しい方だと思います。
【改造1】
ヘリテージ912には、ペン先の字幅は、EF(極細)までしか御座いません。
表面から見るとペン先下部に《EF》としか刻印されていません。
極細から広澤先生に【超】を施して頂き【超極細】に生まれ変わりました。
ペン先についているイリジュームは、肉眼ではほぼ見る事が出来ないくらい小さなペンポイントです。
【超極細のペンポイント】
書き味は、ハイテックCポイントの0.4mmで書いたような字幅で書く事が出来ます。
【改造2】
この改造は、中々発見しにくく 雨だれ仕様のクリップに変更しています。
このクリップは、カスタム74のノンカラーのみ唯一シルバーのクリップを装着していますので付け替えた逸品です。
世の中にない万年筆を持ち至福の気分に勝手になっています。
2箇所を発見出来た方は、万年筆の相当なご愛好家だとお見受けいたします(笑)
東京、中目黒 出張先より…
一般文具から画材まで取り扱う三宮本店のほか、万年筆やオリジナル品を中心とするNAGASAWA各店、学童用品が揃う地域密着型の店舗など、明治15(1882)年の創業以来、文房具専門店として神戸を中心に特徴ある店舗展開をしています。
近年ではオリジナル文房具の製作も行っており、神戸の風景を色で表現した万年筆インク【KobeINK物語】をはじめ、万年筆や神戸モチーフの雑貨なども数多くご提案しています。
(2021年2月時点 全7店舗)